美容院・ヘッドスパなどのお店のみで買えるサロンシャンプー。市販のシャンプーに比べて値段が高いことが多いため、気になるけれど購入をためらってしまうことも少なくないのではないでしょうか。一方で、サロンシャンプーならではのメリットや魅力があるのも事実です。
今回は、ヘッドスパサロンKuuがつくるオリジナルヘアケアシリーズのご紹介とともに、サロンシャンプーのメリットや、その魅力を最大限に引き出す使い方を詳しくお伝えしていきたいと思います。
サロンシャンプーの価格は、単純にサロンのブランドものだからという理由で高く設定されているわけではありません。実は、市販シャンプーとの価格差は、主に成分の違いによってうまれているのです。
市販のシャンプーではその半分以上を占める要素が水となっていることが多いのに対し、サロンシャンプーでは多くの場合、水の割合を抑えてヘアケア成分を多く配合しています。
これにより、シャンプー1つで洗うだけでなく髪をケアするという役割まで果たしてくれるのがサロンシャンプーなのです。そこに配合されるヘアケア成分とは、カラーやパーマによるダメージをケアできるもの、毛量や髪質からくる悩みに対応するもの、こだわりの香りなど、それぞれのブランドによって異なります。
1番の特長は、全てのアイテムにおいて水を一切使っていないことにあります。一般的なシャンプーでは半分以上を占める成分である水に代わり、なんとすべてのアイテムに配合されているのは、加水分解コラーゲン※1とリムベール(フコイダン)※2という美容液成分で作られているのです。
これらによって、シャンプーの段階から髪をうるおいで満たし、なめらかでツヤのある仕上がりを実現します。
※1・※2 ヘアセラムオイルを除く
ラインナップは現在、シャンプー5種・トリートメント2種・アウトバスヘアケアアイテム3種・ボディケアアイテム1種の全11アイテム。その1つ1つにこだわりのデザインと色、香り、そして名前がつけられています。
瞑 -MEI-
スキャルプセラム
ヘアセラムエマルジョン
ヘアセラムオイル
Kuuのシャンプーは、5種類のシャンプーそれぞれで異なる香りが楽しめます。
サロンシャンプーにおいては、洗うだけでなくケアすることもできるのが魅力の1つ。そのため、ケアしたい髪質や髪の悩みによって選ぶのもおすすめです。
1. ふんわり仕上がるタイプがおすすめの方
【髪質】毛量が少ない・毛が細い・髪がやわらかい方
【悩み】ボリュームが出にくい・絡まりやすい
2. しっとり仕上がるタイプがおすすめの方
【髪質】毛量が多い・毛が太い・髪が硬い方
【悩み】広がりやすい・パサつきやすい・カラーやパーマのダメージが強い
特に、ふんわり感をうたうシャンプーはさらりと軽やかに、しっとり感をうたうものではより潤い感が強くしなやかにまとまる仕上がりになるものが多くなっています。
そのため、この点は好みと髪質・悩みの両面から検討してみると良いでしょう。
それでは、ここからはKuuのオリジナルヘアケアシリーズを、1つ1つ詳しくご紹介していきたいと思います。
※ 写真左から1〜3番目:ツヤしっとりタイプ(若草/瞑/鴇)
※ 写真左から4〜5番目:ツヤふんわりタイプ(紫苑/東雲)
ツヤふんわりタイプのシャンプーは、根元がペタッとなりやすい、ボリュームがでにくい方にぴったり。潤いを残しつつ、さらっと風になびく様な軽やかな手触りです。
左:使用前/右:ツヤふんわりシャンプー×ツヤしっとりトリートメント使用後
手の上では透明のように見える、淡いパープルのカラー。気分を落ち着かせてくれるやさしい香りで、ヘアケアをしながらリラックスタイムを過ごしたいときにぴったりです。
みずみずしいオレンジカラーは爽やかでジューシーな、ほんのりと甘さを感じさせる香りです。柑橘系の香りが好みの方におすすめです。
ツヤしっとりタイプのシャンプーでは、ボリュームが多くパサつきやすい髪もしっとりとまとまります。ふんわりと仕上がるタイプに比べ、潤ってしなやかな手触りです。普段、軽めの仕上がりのシャンプーを使っていると、トリートメント前、シャンプーだけでもその潤いを実感できるでしょう。しっとりタイプのシャンプーには真珠由来の成分、コンキオリンが配合されているのが特長で、髪に潤いとツヤを与えます。
ボトルからシャンプーを手に取ると、さらっとしているテクスチャーです。そして、水を含ませて泡立てるときめ細かな濃密泡に。しっとりと洗う感覚が心地良く、頭皮の乾燥が気になるときにも使いやすいアイテムになっています。
ドライ後もその潤い感は保たれ、パサついて浮きやすい毛もストンと下にまとまります。毛量が多い方、毛に太さ・硬さがある方、髪の乾燥やダメージが特に気になる方におすすめなのがこのツヤしっとりタイプです。色・香りの異なる3種類が用意されています。
透き通ったグリーンカラーのように、まるで森の中にいる様な穏やかなみずみずしさを感じさせる香りです。爽やかな香りがお好きな方におすすめです。
神秘的なブルーのカラーは、そのまま香りでも表現されています。グリーンティーやムスクの深みのある香りで、大人っぽく落ち着いた雰囲気を好む方にぴったりです。
手に取ると透明のように見えますが、わずかにピンク色を纏っています。バニラの濃厚な甘さが感じられるため、しっかりと華やかな香りを感じるアイテムが好みの方におすすめです。
トリートメントも、ツヤふんわりタイプとツヤしっとりタイプの2種類が用意されています。
Kuuのトリートメントは、髪の表面をコーティングしてなめらかに、くし通りを良くすることが主目的ではなく、頭皮と毛髪の本質的なケアを目的としてつくられているのが大きな特長です。
Kuuのトリートメントは、頭皮と毛髪の本質的なケアを目的としてつくられているのが大きな特長です。そのため、市販のトリートメントの使用感に比べ、手触りも軽く仕上がるように感じられることがあるかもしれません。
ツヤふんわり・ツヤしっとりタイプのいずれも僅かに石鹸のような香りがありますが、シャンプーよりもほのかでやさしい印象のため、好みのシャンプーの香りを活かしたまま仕上げることができます。
淡い水色をしたツヤふんわりタイプのトリートメントは、ツヤしっとりタイプと比較すると少し軽めでよりなめらかなテクスチャーで、とても髪になじみやすくなっています。
ツヤふんわりタイプのシャンプーと同様、こちらにも髪にハリ・コシを与える加水分解ケラチンが配合されています。
特に髪のボリュームダウンやもつれ・絡まりが気になる方は、ツヤふんわりタイプのシャンプーと、こちらのトリートメントを併用するのがおすすめです。ボリュームは少し抑えながらもさらさらと軽やかな仕上がりにしたい場合は、ツヤしっとりタイプのシャンプーと組み合わせるのも良いでしょう。
淡いピンク色をしたツヤしっとりタイプのトリートメントは、少しこっくりとした重みを感じさせるクリームタイプのテクスチャーです。べたつきや重さはなく、髪によくなじみます。
ツヤしっとりタイプのシャンプーと同様、こちらにも髪に潤いとツヤを与える真珠由来の成分、コンキオリンが配合されています。
特に髪の乾燥やダメージが気になる方は、ツヤしっとりタイプのシャンプーと、こちらのトリートメントを併用するのがおすすめです。
また、好みの香りや、適度なボリューム感も残しながらしっとりとまとまる仕上がりも手に入れたい場合は、ツヤふんわりタイプのシャンプーと組み合わせるのも良いでしょう。
Kuuのヘアケアシリーズでは、3種類のアウトバスヘアケアアイテムも用意されています。
加⽔分解コラーゲンエキスが頭⽪に潤いを与え、ヒト幹細胞エキス※やリムベール(フコイダン)などをはじめとする様々なケア成分で頭皮をいきいきと健やかに保ちます。
※ヒト脂肪細胞順化培養液エキス
頭皮に直接シュッとスプレーし、マッサージするようにやさしくなじませます。すっきりとした香りと、清涼感を感じさせるさっぱりとした使用感で、季節を問わず使いやすい頭皮ケアアイテムです。
エマルジョン(乳液)タイプは、髪になじみやすい軽やかな使用感が特長で、さらさらと軽やかな仕上がりにしたいときにおすすめです。
加⽔分解ウールキューティクルタンパクが髪表面を整えながらハリ・コシを与え、髪に浸透して補修するため、やわらかい髪質の方や、カラーやパーマを繰り返してダメージが気になる方にもおすすめです。
また、髪のボリュームダウンや絡まりが気になる方にぴったりのツヤふんわりタイプのシャンプー・トリートメントとも相性抜群で、洗い上げた髪のふんわり感を損なうことなく、さらさらと軽やかなスタイリングが可能です。
テクスチャーはやわらかいミルク状でなじませやすく、乾くとさらっとして髪表面に油分感を残しません。すっきりとしたハーブ系のほのかな香りで、強い香りが苦手な方でも使いやすい印象です。
オイルタイプは、ヘアケア剤としてもスタイリング剤としても活⽤できるアイテムです。アルガンオイルをはじめとする保湿成分が髪1本1本の表⾯をコーティングするようになじむため、濡れツヤ感のあるまとまったヘアスタイルに仕上げることができます。
トリートメントのみでは髪表面のツヤ・まとまり感が物足りないと感じた際は、こちらを併用するのがおすすめです。
左:使用前/右:ヘアセラム オイル使用後
特に、髪の乾燥・ダメージが気になる方におすすめで、ツヤしっとりタイプのシャンプー・トリートメントとあわせて使うとより髪の潤い感をキープし、ボリュームを抑えてまとまったスタイルに仕上げやすくなります。
プッシュポンプ式なので、髪の長さや毛量によって使う量を調整しやすいのも便利です。テクスチャーはさらっとしており、ベタつかずなめらかに髪になじみます。香りはエマルジョンタイプと同じで、ほのかなハーブ系の香りが感じられます。
Kuuでは、ヘアケアだけでなく、ボディケアアイテムも用意されています。
ボディケアアイテムにも、シリーズ共通で取り入れられている加⽔分解コラーゲンエキスやリムベール(フコイダン)を配合。そのみずみずしい潤い感が魅力のアイテムです。
手に取った瞬間はやわらかいクリームのようなテクスチャーですが、肌になじませるうちにコラーゲンエキスがはじけだし、水滴のようになり潤いで肌を満たします。また、人の⽪脂に近いといわれるホホバオイルも配合されており、肌になじみやすくベタつきを感じさせません。
ベタつかず肌に潤い補給ができるため、季節や肌質を問わず、顔から足先まで全⾝に使うことができます。ほのかに甘さのあるフルーティーミュゲの香りも、お風呂上がりのボディケアにぴったりの心地よい香りです。
こだわりのシャンプー・トリートメントを選んだら、その使い方にもこだわってみませんか?ここでは、Kuuのヘアケアアイテムでおうちケアをする際におすすめしたい、使い方のコツをご紹介します。
髪を洗う前に、まず乾いた状態でブラッシングをし、ほこりなどの汚れや髪の絡まりをとっておきましょう。シャンプーをなじませやすくするだけでなく、ブラッシングの刺激には頭皮の血行促進という効果もあります。
そして、シャンプーをつける前の予洗いも大切です。38〜40度程度のぬるま湯で、髪全体をしっかりと1分以上洗います。
お湯の温度が高すぎると、ヘアカラーの色落ちにつながるほか、髪や頭皮の乾燥トラブルも起きやすくなるため注意が必要です。
予洗いを終えたら次はシャンプーをつけますが、ここでポイントとなるのは泡立てです。
シャンプーを手に取った段階で水を含ませ、軽く泡立ててから髪に乗せましょう。そこからさらに、マッサージするようにしながら空気を含ませて頭の上で泡を立てて洗っていきます。
シャンプーを事前に泡立てず直接髪や頭皮につけてしまうと、必要以上の摩擦により髪や頭皮を傷めやすく、すすぎ残しもしやすくなってしまいます。洗い終わったら、1〜2分かけてしっかりと洗い流してください。
シャンプー後、髪に水分を多く含んだままトリートメントをつけてしまうと、トリートメントが髪になじむ前に流れてしまいます。水分をしっかり切ってからつけるようにしましょう。
トリートメントをつける際は、傷みやすい毛先のほうから適量をつけていきます。全体になじませる際は、目の粗いくしなどを使用すると均一になじませることができるのでおすすめです。
こちらも、頭皮などにトリートメントが残らないよう、しっかりと洗い流してください。
髪を洗い終えたらお風呂を出て乾かすステップに入りますが、ドライヤーを使う前にしっかりとタオルドライをしておきましょう。その際、ごしごしと髪を擦り合わせてしまうと傷みにつながってしまうため、頭皮をマッサージするように髪の根元の水分をしっかりと拭き取ることを意識するとよいでしょう。
タオルドライができたら、濡れた状態でヘアセラムをつけておくのがおすすめです。水分がある状態だとより髪になじみやすく、ドライヤーの熱風による刺激から髪を守ってくれます。
なお、ヘアセラムは、スタイリング剤としてドライヤー後の乾いた髪につけることもできます。
Kuuのオリジナルヘアケアシリーズは、ヘッドスパサロンHEAD SPA Kuuで購入することができます。店舗は東京・表参道、大阪・梅田、兵庫・宝塚の3店舗。シャンプー・トリートメント選びに悩んだら、ぜひお店で相談してみてくださいね。
詳しいサロンの情報はこちらから
(https://spa-kuu.com/)
それ以外にも、Kuuの公式LINEに友だち登録すれば、LINEの中で(トークメニューから)購入することも可能です。なかなかサロンを訪れることができない場合にも便利ですので、ぜひチェックしてみてください。
オンラインでの購入方法はこちらから(https://kuu.shop/sh/products)
サロンシャンプーの特長からおすすめの使い方まで、Kuuのオリジナルヘアケアシリーズを通して詳しくご紹介しました。サロンシャンプーの中でも、一滴も水を含まず全て美容液成分でつくられたKuuのヘアケアシリーズは、洗うだけでなくシャンプーでヘアケアまでできてしまうのが魅力です。
種類もシャンプー5種・トリートメント2種・アウトバスヘアケアアイテム3種と豊富で、好みの香りや仕上がり質感、髪質や髪の悩みによって選ぶことができます。加えて、みずみずしいボディセラムも用意されています。
身近なお店で買える市販のシャンプーよりも価格が高いサロンシャンプーですが、正しい使い方をすれば、さらにその魅力を感じられるはず。ぜひ、アイテムにも使い方にもこだわって、ヘアケアを楽しんでくださいね。